第31回全国女性行政書士交流会 in 石川

活動報告

2024年7月7日、石川県金沢市において、第31回全国女性行政書士交流会が開催されました。県南支部からは、任意の参加で4名の先生が参加しましたので、その概要をお知らせいたします。

行政書士上田恵子事務所内 さくら会の代表、大森千歌子先生のお声がけで、全国から女性の行政書士が集いました。福島県県南支部で参加したのは、星野先生澤田先生高久先生関満理子の4名です。

さて、女性行政書士の登録会員数の状況は、どのような推移なのでしょう。

年 度行政書士数女性の数女性割合
2009年39,846人4,403人11.10%
2010年40,475人4,559人11.30%
2011年41,584人4,827人11.60%
2012年42,117人4,977人11.80%
2013年43,126人5,216人12.10%
2014年44,057人5,460人12.40%
2015年44,740人5,711人12.80%
2016年45,441人5,910人13.00%
2017年46,205人6,172人13.40%
2018年46,915人6,449人13.70%
2019年48,768人7,035人14.40%
2020年49,402人7,238人14.70%
2021年50,510人7,608人15.10%
2022年50,472人7,648人15.20%
2023年51,312人8,031人15.70%

社会保険労務士では、40%という具合に女性の比率が高い。しかし行政書士では15%、ずっと低迷が続いている状況です。社労士との差は、やはり顧問契約がとりづらいことでしょうか。

私なりに少し分析してみました
<強み>
・「女性の行政書士に依頼したい」という顧客の潜在的な需要がある。
・接客の柔らかさやきめ細やかさを活かせる。
・子育てをしていても自宅で仕事ができる
・自立した経営なので頑張れば生活への不安はなくなる

<弱み>
・困難な案件が依頼されにくい
・認知度が低い

女性のための行政書士相談
離婚関係や家庭問題の書類作成等、女性が相談する時に男性相手では言いにくいこともありますが、同性であれば楽な気持ちで話せます。利用者の気持ちに沿った組織としての対応が大切ですね。

第1部

上野 千鶴子(うえの ちづこ)

1948年7月12日

日本のフェミニスト・社会学者(社会学博士)。専門は家族社会学、ジェンダー論、女性学。

上野先生のお話し
社会における男女格差の実態と解決策の提案

感想
〇 今まで男女格差についてあまり意識することがありませんでしたが、データで可視化されるとその実態に驚きました。格差のない社会を実現するには、それぞれの特性を互いに尊重し役立てていく柔軟な姿勢が必要ではないかと思いました。

第2部
加賀豊年太鼓の公演が行われました

 

 

 

 

 

 

その後の懇親会
〇 全国の女性行政書士が各県ごとにステージ上で自己紹介をいたしました。
北は北海道、南は沖縄県の石垣市まで。歌あり、踊りありのバラエティーに富んだセルフインフォメーションを繰り広げました。中には90歳を超えるお元気な先輩もいらっしゃいまして、さらなる勇気を頂くことができました。

加賀豊年太鼓の素晴らしいパフォーマンスを満喫し、沢山の女性会員との交流を深めることができました。

翌日(7/8)の散策コース
〇金沢城と兼六園を見学したのち、眼下に浅野川、向こう岸には金沢城を望む会席のお店でランチを楽しみ金沢情緒を満喫しました。

 

 

 

 


総括
参加してみて とても有意義であり、意識の改革につながると感じました

次回開催の場合の改善と思われる点
〇今回は日曜開催でしたが、一泊すると翌日は月曜(仕事の日)になるので、土曜に開催してほしいと感じました。(お隣の席に座った兵庫からの方は、月曜が仕事なので日曜日の懇親会の後、当日夜に帰られました。)

 

 

 

 

 

 

 

宿泊したホテル金沢

以上、概要についてお知らせいたします。
女性行政書士の先生方で、もしご興味があれば、是非次回の開催にはご一緒に参加いたしましょう。楽しみにしております。

投稿:m-seki